あやふやだと危険!結婚する前に話し合っておくべき5つのこと+αを解説!

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あやふやだと危険!結婚する前に話し合っておくべきこと

この記事をご覧になっている方の多くが、パートナーからプロポーズされた、もしくは今後、結婚を視野に入れている方なはず。結婚は人生における幸せの一歩。明るく楽しくなりそうな未来に心躍ることでしょう。

しかし、結婚する前にパートナーとしっかりと話し合うことは非常に重要。

この記事では、兼業主夫として暮らしている筆者「たけのこ」が、結婚前にパートナーに確認しておくべき重要な項目を紹介します。幸せな結婚生活への第一歩を踏み出すお役にたてば幸いです。

目次

結婚する前に話し合っておくべき5つのこと

結婚前の話し合いとは、お互いについてより理解を深める行動です。人生を左右しかねない大きなテーマに関して事前にお互いの価値観・意見を話し合うことは、将来にわたる不要な誤解や衝突を防ぐことにも繋がります。幸せな結婚を台無しにしないためにも、腹を割って正直な話し合いに臨んでみてください。

将来の家族プランについて

結婚とは、二人で一つの新しい家族を築き上げる一種の契約です。そのため、将来の家族プランについて、話し合っておくことは必要不可欠。

子どもを持つかどうか、持つとしたら何人ほしいのか、将来どこに住みたいのか、どういう暮らしをしたいのか?お互いが理想とする将来のビジョンを話し合ってみましょう。

ふたりで考え話し合って決めたプランが、今後の夫婦にとって重要な指針となります。

子作り・妊娠・子育てについて

上記の家族プランに少し通ずるところもありますが、子どもは欲しいかどうかも話しておくべきです。一昔前までは子どもを作ろうとするのが当たり前でしたが、近年は多様性の社会。賛否両論ありますが子どもを作らないという選択を選ばれる夫婦も少なからず存在します。特に女性にとって妊娠出産は命がけ。意見や希望は尊重してあげることが大切です。

子どもを作りたいという場合も何歳くらいまでに出産したいか、そのために何が必要かだけでも話し合っておくべきでしょう。

子どもを検討するなら性病検査は必須

お金について

なんだかんだ言って、お金は結婚生活を支える大切な柱。ただ、めんどうな話題ではあるので話し合いを避けやすいテーマです。お金がすべてではありませんが、お金がないと生活が制限され心が荒み夫婦関係に亀裂が入る恐れがあります。

結婚前から、個々の資産・貯金、収入、ローン・借金などの負債などを大まかにでも把握しておきたいところ。結婚後にパートナーに多額の借金があると判明したら、せっかくの幸せな結婚が台無しです。結婚後、ショックを受けないためにも、パートナーの経済状況は知っておいた方がいいです。

お金に関する価値観も共有され家計の透明性が確保されることで、経済的なトラブルを未然に防ぐことができます。

こうしたお金の話題に非協力的な場合、お金の管理がズボラである懸念があります。

仕事について

仕事は日常生活の一部であり、生計を支える手段です。現在の仕事状況だけでなく、結婚後の将来的なキャリアプランについても詳しく話し合うべきです。お互いの仕事を尊重し合う姿勢を築いていきましょう。

近年は女性の社会進出も認められている時代。女だけが家で家事をするとは限りません。お互いの理解があれば、男性が家庭の家事・育児を担う「主夫」という在り方を選ぶのも悪くない選択肢です。

主夫についてはこちら

お互いの両親について

結婚は、お互いの両親との関係も含めた結びつきが発生します。ただし、お互いの両親という存在は、時に結婚生活において複雑な問題を引き起こすことがあります。中には息子・娘の結婚に対して、アレコレ意見を押し通そうとする親も存在します。

お互いの家族とどの程度関わるか、将来的に両親の介護が必要になった場合はどうするかなども話しあっておくと結婚後も円滑な関係性を築きやすくなります。

また、もうひとつ注意するべきなのが、パートナーにマザコン気質があるかどうか。特に男性に対しては、慎重に見極めることが大切です。もちろん、マザコンという気質自体を否定する意図はありません。しかし、マザコンはパートナーよりも母親の意見を尊重してしまうことがあります。

パートナーの女性に対して母親の代わりを求めてしまうケースもあり、結果的に夫婦関係悪化の原因となりえます。結婚前にマザコン気質ではないか見極めておきましょう。

マザコンについて詳しくはこちら

結婚前に話し合っておきたい15のこと

上記では結婚前に最低限話し合っておきたい話題について解説しました。ここからは、より踏み込んだ話し合っておきたいテーマについて解説します。もちろん、すべてを話し合う必要はありません。自分たちに必要なテーマを選びましょう。ただ、すべて重要な項目であるため、できるだけ話し合いにて明確にしておくべきです。

自分にとっての優先順位について

  • 優先順位を話し合うジャンルは何でもOK
  • とにかく自分が人生で優先して遵守したいことを語り合う
  • 不都合なことでも正直に話してみる姿勢が大事

結婚は生活だけでなく価値観や目標を共有し、尊重し合う関係を築く契約です。それぞれが何を最も大切にしているのかを明確にし、優先順位をハッキリさせることは意外と大切です。

例えば、家庭よりも仕事のキャリアを優先したい、ふたりの時間よりもひとりの時間を大切にしたい、外遊びよりも家で過ごす方がいいなど、自分が何を好み何を優先したいかを事細かに話しておくと人柄をより鮮明に把握でき事前にトラブルを回避しやすくなります。

こうした優先順位は、話し合いの場を設けない限りなかなか打ち明けられないもの。日常生活の会話の中で把握していくのも時間がかかります。可能であれば結婚前に自分にとって優先順位が高いものは何かを語り合ってみてください。

主夫たけのこ

優先順位のジャンルは何でもOKです。

性生活について

性生活は結婚関係の中でも意外と大切。よくセックスレスが原因で夫婦関係が壊れていったという事例を耳にしますが、これは他人事ではありません。結婚前は気付かなかったとしても、いざ一緒に生活していくうちにパートナーとの性生活の不一致に悩む可能性は十分あります。特に女性はその日の体調によって左右される面もあるので、なおさら難しいところ。

ただ、男女問わず性生活を拒まれるのはかなりショッキングな事態。状況によっては、1回だけでもトラウマになりえます。

週もしくは月に何回を目安にするのか、こうした行動は避けてほしいなどを事前に共有しておくと、性生活を原因としたトラブルを未然に防ぎやすいです。

家事分担について

共同生活を営む上で、家事の分担は基本中の基本。誰がどの家事を、どのように分担するのかを話し合い、定期的にその分担を見直すことは、夫婦間におけるストレスや不満を軽減する上で有効です。

掃除、洗濯、料理、買い物といった日々の家事から、家計管理や子どもの対応に至るまで、それぞれの家事スキルやこだわり、スケジュールに合わせた分担計画を立てることが重要です。また、お互いの家事に対する期待値を低くすることも大切。パートナーの家事に不満があり失望するというパターンはよく耳にしますが、これは関係性を悪化させる原因です。

大事なのは、夫婦ともに感謝の心を持つこと。忙しくて疲れているのに家事をやってくれているんだと考えれば、自然と不満も感じにくくなります。自分も家事しているのだから、やってもらって当たり前だと思わないようにするのが大切です。

生活スタイルについて

パートナーとの生活リズムの違いは、小さな摩擦の原因となりえます。早起きを好む人と夜型の人、整理整頓を重視する人とそうでない人などが挙げられます。他にも食事の時間、リラックスの仕方、週末の過ごし方などもあります。

理想とする生活スタイルの違いを理解し、お互い尊重し合うことが幸せな結婚生活を過ごすために必要不可欠です。それぞれのプライベート空間やソロ活動を行う時間を確保することも有効ですよ。

宗教について

非常に話しにくいテーマなのが、宗教。ここでは宗教の必要性や良し悪しなどは語りません。人によっては宗教が生活の支えとなり価値観や日常の決定に大きな影響を与えていることもあります。結婚生活においては、パートナーの信仰や宗教的慣習と付き合っていく必要もあるでしょう。

結婚前のタイミングから、パートナーの宗教事情と結婚後どう付き合っていくべきなのかを話し合っておきましょう。

趣味について

結婚してからも、個々の趣味や関心事を続けていきたいと思う方も多いでしょう。実際、自分の好きなものを趣味にすることはストレス発散などのメリットがたくさんあります。

それはパートナーも同じです。お互いの趣味を尊重し楽しませてあげることが大事。それぞれの趣味に費やす時間や予算についても話し合うことで、後々の誤解や不満を避けることができます。

主夫たけのこ

可能であれば、相手の趣味に興味を持ち、一緒に楽しんでみましょう

老後について

結婚において、老後の生活設計は避けて通れないテーマのひとつ。退職後の生活スタイル、居住地の希望、趣味や社会参加活動への取り組みなど、将来のビジョンを共有することが大切です。また、老後の資金計画についても、必要な貯蓄額や年金、投資などについて具体的に計画を練る必要があります。

主夫たけのこ

おじいちゃん・おばあちゃんになってからも仲良くいるために話し合っておくべきです

保険について

結婚を機にお互いの保険を見直す方は多いです。加入するかを話し合うことはたしかに重要でしょう。特に子どもがいる場合や、片方が専業主婦・主夫である場合には、万が一の事態にどう備えるか検討しておく必要があります。

筆者個人の所感を述べると正直、民間の保険は不要と考えます。理由は公的保険だけで事足りるケースが多いから。このあたりの考えは人によって様々。いずれにせよ、自分の考えを押し通すのは好ましくありません。

認識や考えを話し合い、お互いが納得いった結論に基づいて、保険に加入するかどうかを決めましょう。

マイホームを持つかどうかについて

マイホームは人生において大きな投資であり、夫婦の共有財産となります。マイホームを購入するか否かは、経済的なメリットというよりも、夢・ロマンといった側面が大きいでしょう。マイホームを持つのであれば、将来に向けた資金作りを始める必要があり、立地なども調査しておくべきです。

正直、筆者は賃貸派。なにかトラブルがあっても生活拠点を移しやすいメリットがあり大きなローンも抱えずに済みます。一方、筆者のお嫁さんはマイホームを持つことに憧れを持っています。筆者としてはお嫁さんの理想を最優先したいため、将来的にマイホームを建てることを検討しています。

主夫たけのこ

正直どっちが正解かはないと思ってます

絶対にNGなことについて

夫婦関係において、お互いが絶対に受け入れがたいこと、つまり「NG」なことを明確にすることも、後のトラブルを未然に防ぐ上で非常に重要です。NGなことは個人の価値観や過去の経験に基づくものであり、相手を尊重することに繋がります。

意図せずパートナーを傷つけてしまう、知らぬ間に逆鱗に触れてしまうといった事態を回避できます。もしかすると、自分にとっては、なんてことない行為もNGだったりするかもしれません。

思いつく限りお互いがNGだと思うことをリストアップしてみましょう。

浮気・不倫について

当たり前ですが、浮気・不倫はダメです。大半の夫婦においてタブーな行為でしょう。しかし残念ながら、浮気・不倫は現実として多くのカップル夫婦間において発生する問題です。

男性は肉体的欲求から、女性は心理的欲求から浮気・不倫に発展することが多いとのこと。ヒトという動物である以上、誰しもが浮気・不倫に走る恐れがあります。

結婚前にこの話題に触れることは不快に感じるかもしれませんが、それでも話し合っておく価値はあります。具体的に話す内容としては以下が挙げられます。

  • 自分はどういう場面だったら浮気・不倫をしてしまうのか?
  • 浮気・不倫している他人をどう思うのか?
  • 仮に浮気・不倫をしてしまった自分をどう思うか?
  • どこからが浮気・不倫として捉えられるのか?
  • 浮気・不倫を防ぐためには何が必要か?

浮気・不倫について話し合うことで、そうした行いが裏切り行為であることを再認識し将来的な夫婦の危機回避に繋がります。

飲み会の頻度について

職場や友人関係における飲み会は、社交的な活動として重要です。しかし、家庭生活においてはパートナーのストレスとなることも少なくありません。

飲み会の頻度について事前に話し合い、月に何回までにするのか?費用の目安は?何時までに帰ってくるか?などを約束事として明確化しましょう。家庭の平穏を保つために役立ちます。

喧嘩したときの対応について

喧嘩はどんな夫婦にも起こり得るもの。所詮、他人同士であるため意見や感情のぶつかり合いが起こるのは仕方ありません。自分たちは仲良しだから、絶対にケンカしないと思うのは過信です。大事なのは、喧嘩後の対応の仕方。

喧嘩後の対応の仕方について、結婚前から十分に話し合い、お互いの感情を尊重するルールを設けるべきです。

  • 冷静になるための時間の取り方
  • 喧嘩後に建設的な仲直りの会話を進めるためのルール作り
  • 喧嘩する際にNGな言葉・行動

上記について話し合っておくと、夫婦関係を長持ちさせやすいです。

また、自分の感情が高ぶった時にどうすれば落ち着けるかを自己分析しておくことも、健全な夫婦関係を築く上で不可欠です。

化粧品など美容について

結婚前に、化粧品や美容にかける時間とお金に関する価値観を共有することも、大切。男性にはピンと来ないかもしれませんが、女性にとって美容は重要。そのため、美容にあてるお金と時間も大きくなりやすいです。このことを理解しておかないと、後々不満を抱えてしまう要因になりかねません。

結婚前から、美容にかけたいお金と時間の目安については話し合っておくべきでしょう。

女性の美容は自分を美しくして、パートナーの男性を引き立てるための努力でもあります。もちろん、家計的な負担とのバランスも大切ですが、女性の美容を応援し褒めてあげることも男の甲斐性のひとつですよ。

緊急事態時の対応について

話し合いの優先順位としては低いですが、緊急事態時の対応についても話し合っておくことは大切です。

地震や津波、台風など人生には予期せぬ事態がつきもの。緊急時の計画を立てておくことは、夫婦となる関係であればなおさら重要です。避難が必要となった場合のプランを共有しておきましょう。具体的には以下の通り。

  • 緊急時の連絡先
  • 避難・合流地点
  • 緊急時の資金や物資の準備

こうした準備は平時では無用と思えますが、いざという時にお互いの安心と迅速な対応を保証するために役立ちます。

話し合うとき大切なこと

結婚する前に大切な話をするとき、お互いの考えをしっかり聞き合うことがとても大事です。自分の気持ちを素直に伝えることも、相手の気持ちを尊重することも忘れてはいけません。

人はみんな違う考えを持っていますから、相手が自分と違うことを言っても、その気持ちを大切にしましょう。そして、相手が話しているときは、じっと耳を傾けて、何を言っているのかをよく考えます。自分の意見を伝えるためにも、相手の主張を聞き入れ認めることは必要です。

話し合いでは、ときどき感情が高まってしまうこともありますが、怒ったりせずに、一呼吸置いて落ち着きましょう。怒りは話し合いの場では不要です。自分たちが話し合って決めたことは、忘れないように書き留めておくこともオススメです。

極端な話、ギャンブル・無計画な出費・健康の危険がある・道徳や法律に反した行為など度が過ぎるなどの行動でなければ、オールOKくらいの姿勢でいると円滑に進みやすいです。

まとめ

結婚前の話し合いは将来の幸せを築く礎です。大切なのは、お互いの価値観や期待を理解し、尊重する姿勢を持つこと。相手の言葉に耳を傾け、自分の想いを伝える時も思いやりを忘れずに。率直なコミュニケーションで、共に成長し続ける関係を育んでいきましょう。

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この記事を書いた人

兼業主夫として生活している在宅ワーカー。看護師の嫁と仲良く結婚生活を謳歌中。主夫・結婚に関する考え方や情報を発信しています。

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