毎日、家事が忙しくて大変。少しでも家事の負担を軽くしたいけど世に溢れている家事テクニックはいまいち参考にならなかった。そんな方におすすめしたいのが、楽家事という考え方です。
この記事では兼業主夫である筆者が楽家事の概要と筆者流の楽家事アイデアを紹介します。
みなさんの家事の負担が少しでも軽くなれば幸いです
兼業主夫に関してはこちらで解説
楽家事とは家事をラクにするアイデアやテクニックのこと
楽家事、という言葉を聞いたことがある方はあまりいないかもしれません。楽家事とは明確な定義があるわけではないのですが、だいたいは家事の効率を高め作業負担を軽くして楽しよう、というアイデアやテクニックのことをいいます。
やや曖昧で雑な印象を受けるかもしれない考え方ですが、筆者は理に適っていると考えます。家事をできるかぎりラクに効率よく調整することは生活の質を高め、趣味や仕事の時間確保にもつながります。
自分流の楽家事テクニックやアイデアをいくつか用意しておくだけでも、いま感じている家事の負担を軽減できるでしょう。
兼業主夫である筆者流の家事をラクにするアイデア
ここからは兼業主夫である筆者が提案する楽家事アイデアを紹介します。前提として筆者は雑な性格です。家事も100%完璧である必要はないと考えているため、サボれるところはさぼるようにしています。それでも何かしら皆さんのお役に立つアイデアも少しはあるはず。
ぜひ参考にしてみてください
すべての家事をしなければならないという価値観を捨てる
毎日、必要としているすべての家事をこなさなければ…そうした価値観は捨てましょう。極端な話、掃除や整理整頓は毎日やらなくてもそうそう大惨事には至りません。そうした急ぎではない家事は、週に1回程度余力があるときにやればいいのです。
手を抜けると思ったら迷わず抜く
家事をラクにするためには、手抜きできる個所は積極的にさぼることも重要だと考えます。たとえば、キャベツの千切りを用意するとしましょう。トンカツやサラダなどで用意される方は多いはず。しかし、本当に必要でしょうか?キャベツを食べるという目的であればざく切りでもいいはず。ざく切りでも食べる量や栄養は千切りとさほど変わりません。むしろ、千切りに伴う素材のロスや作業時間を省略できて効率的です。
こうしたように必要だと思っていたことが実はそう重要でもないケースは多々あります。さぼっても支障がないところは積極的にさぼってしまいましょう。
料理はできるだけ多めに作る
料理を作るときは、なるべくまとめて作ってしまうのがおすすめ。こうすることで、次回以降のごはんのおかずを作らずに済みます。
食卓に並ぶご飯は毎回違うものでないと怒られる、といった場合は用意せず自分で作らせるのも一つの考え方です。食のこだわりを持つのは自由ですが、それを他人に強制するのは難しいと筆者は考えます。
しんどいときは総菜や中食に頼るべき
料理を作るのがしんどいときは、総菜や中食を積極的に使っていきましょう。手作りよりコストはかかりますが、外食よりはマシです。最近ならウーバーイーツや宅食なども自宅まで料理や食材を配達してくれるサービスも充実しています。そうしたサービスを上手に活用して、日々の食事の用意をラクにしましょう。
整理整頓が必ず最適解とは限らない
整理整頓は大事な家事のひとつですが、こだわりすぎるのも問題だと筆者は感じます。コレはここに仕舞う、などのルールを決めておくと作業がはかどるのは確かにそうでしょう。しかし、徹底的にしすぎるのは考えもの。行動や選択の幅が狭まる上に、他人にも整理整頓を求めなければなりません。
整理整頓は自分が無理なくできて暮らしやすい範囲に留めて行うのがコスパがいいと筆者は考えます。
ちなみに筆者はそこまで整理整頓を重要視してなく、一緒に暮らしている妻にも求めていません。自分のクローゼットの中は投げ入れた服が散らばっています。まったく整理整頓していないわけではありませんが、重要度が低いものは雑に片付けています。
時短家電やサービスを活用するのは必要経費
ルンバやドラム式洗濯機など時短家電、食事を運んでくれる拓殖サービスを積極的に導入していくのも有力な楽家事です。時間をお金で買うという考え方に近いため、出費にためらいを持たれる方もいるかもしれません。しかし、逆に考えれば、日々家事で生じている負担や疲労、作業時間をお金で解決できるということです。
時短家電なら一世代前の型落ち品を選べば出費は抑えられます。宅食サービスにおいても、お値段が安いサービスは多々あるのでチェックする価値はあるでしょう。
家事は100点満点でなくてもいい
亭主関白や嫁姑問題が当たり前だった数十年前なら、家事はしっかり行わなければ怒られてしまっていたことでしょう。しかし、現在ではそこまで完璧な家事を求められるケースは少ないと筆者は感じます。もし、パートナーが家事に対して文句を言うなら、その家事は文句を言う側がやればいいと思うことは多々あります。
今回紹介したアイデアはあくまでも大雑把な性格の筆者が提案するアイデア。どなたでも最適とは言いません。しかし、筆者はこの考え方のおかげで家事が大変だとはそこまで思わず生活できています。
この記事が少しでも役に立てば幸いです