結婚が決まったらやることリストを紹介!話し合うこと&手続きを実体験交え解説

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人生の新たな章の幕開けとなる結婚は、喜びと幸せに満ちた一大イベントです。しかし、幸せばかりではなく、やるべき手続きや話し合いは多め。何をしたらいいか迷うカップルも多いです。

この記事では、主夫として結婚生活を過ごしている筆者「たけのこ」が、結婚を決めたら行うべき手続きについて紹介します。

目次

結婚が決まったらやることリスト

入籍日の選定吉日や記念日、夫婦の希望を考慮し、入籍する日を決めます。
結婚式の計画二人の希望に合わせて、実施するか否か、日程や場所、コンセプトなどを決定します。
両家の親への挨拶と顔合わせの計画お互いの家族同士が出会う場を設け、正式に両家に対し結婚の意志を伝えます。
新居探しまたは住居の準備二人が一緒に暮らす新居を探すか、既存の住居を整えます。
結婚式場探し見積もりを取り、条件を比較した上で式場を決定します。
結婚に伴う公的手続き区役所などに赴き、結婚の申請や姓名変更などの手続きを行います。
名字変更に伴う各種手続きパスポートや免許証などの公的書類や公共料金、金融機関や保険会社などの契約の名義を変更します。
結婚後の生活費や貯蓄計画の話し合い共有の家計簿を作り、将来のための貯蓄計画を立てるなどお金の話し合いをします。
結婚式や新婚旅行の予算計画結婚式とハネムーン・新婚旅行の予算を決め、必要な資金計画をします。
新生活用品の購入または更新共同生活を始めるために必要な家具や家電を選びます。
生活習慣や家事分担の話し合い日々の生活でのルーチンや家事の分担について話し合いましょう。
両家の状況や慣習などについて共有お互いの家族状況を共有します。

結婚が決まったらやることとして挙げられるのは、上記の通り。家族関係・将来のライフプラン・結婚式に対する考え方など、カップルによって詳細は異なります。ただ、今後ふたりでどう暮らしていくのか細かく話し合っておくことはどのカップルにとっても共通な重要項目です。結婚が決まったら話し合うことに関しては、後程解説します。

特に苦労しやすいのは、女性の方。姓名変更するのは女性の方が主流であり、そのぶん手続きの種類や範囲が広いです。

主夫たけのこ

男性側のサポートが大切です

結婚が決まったら話し合うこと

結婚が決まると、多くの変化が起こります。そのため、現実的な話し合いも必要不可欠。以下は、新たな人生のスタートに際してカップルが共有し合うべき重要な話題です。

入籍日

入籍日は単に行政手続きの日としてだけではなく、法律上、夫婦として正式に認められる節目。この日をどのように選び、どんな意味を持たせるかを決定することは、夫婦にとって象徴的な意味合いの重みを持ちます。特に女性の中には、入籍日に対して密かなこだわりを抱いている方もいらっしゃいます。そうしたこだわりを無下にせずパートナーの理想に沿った入籍日を選びましょう。

入籍日を決める際には、年中行事や記念日、思い出などを考慮すると特別な意味合いを持たせやすいです。

筆者の体験談

筆者夫婦が入籍日を選んだポイントは、以下の2つ。

  • 大安であること
  • ふたり揃って区役所に行ける日であること

それ以外には大きな希望はなく、新居への引っ越しと顔合わせが完了したから割と早めに手続きしました。

結婚式に関して

結婚式はふたりの価値観をマッチさせることが重要です。独りよがりな結婚式は、パートナーに不満を感じさせ今後の結婚生活に悪影響を与えます。「どのような式を挙げるのか」について、夫婦で一緒に話し合い決定していきましょう。今後の人生を共に歩む上での協力関係を築く良い機会となるはずです。

筆者の体験談

筆者夫婦の結婚式は、神前式スタイルを選択。これはお嫁さんの希望で、結婚するなら神前式にしたいという要望に沿ったものでした。そのため式場も神前式に対応した会場をメインに選択。ハナユメなどのサービスを活用しながら、式場を選定しました。

親との顔合わせ

結婚はふたりだけの問題ではありません。お互いの親族にとっても重要な出来事です。そのため、家族同士の顔合わせは、結婚生活をスムーズに進めるために避けて通れないステップです。両家が良好な関係を築けるよう夫婦が間を取り持ってあげましょう。

顔合わせの日程調整や会場選び、当日の進行の仕方など考えることは多々あります。加えて、親族たちも緊張することが多いため、和やかな雰囲気にする配慮も必要です。

顔合わせの場では、初対面であることも多く、第一印象が重要です。両家共に服装やマナー、挨拶の仕方などの礼儀作法を心掛けましょう。

筆者の体験談

筆者夫婦の場合、両家の顔合わせはお互いが向かいやすい位置にある会場をピックアップ。顔合わせに対応しているお店のプランを選択しました。ランチを兼ねた顔合わせスタイルとし、食事をしながら談笑。夫婦の進行で両家の軽い自己紹介を行っていき、今後の結婚式の予定、子どもや生活に関する方向性を両家の前で伝えて解散としました。

仕事について

職場への結婚の報告、勤務体制の調整など、新生活と仕事とのバランス調整も重要です。たとえば、女性であれば夫側の希望で専業主婦となることになり、仕事を退職しなければならないケースもあります。共働きだったとしても、後述する家事や子育てとの役割分担をどうするかの検討が必要です。

男性にとっても女性にとっても、将来的なキャリアプランや子育てとの両立などの考えや希望があるはずです。長期的な視野に立った話し合いを行いましょう。

筆者の体験談

筆者の場合、結婚に伴い夫である筆者が主夫として家庭に常駐する方向としました。ただし、家事に専念する訳ではありません。在宅ワークをしながら家事をこなす兼業主夫という働き方です。これならば、お嫁さんは変わらず仕事に専念できることに加え、煩わしい家事の負担を背負わせずに済みます。

兼業主夫について詳しくはこちら

家事の分担

共同生活を円滑に進めるためには、日々の家事をどのように分担するかを明確にしておくことが大切です。料理、掃除、洗濯など、各々の得意分野を活かしながら、公平な分担を目指しましょう。

特に共働きの場合、一方的に片方のパートナーだけに家事を負担させるのは好ましくありません。少しずつ不満は蓄積し、将来爆発してしまう恐れがあります。片方のパートナーに任せきりするのではなく、自分にできることはないか模索するなど協力的な姿勢を示しましょう。

とはいえ、必ずしも家事分担を公平にする必要はないです。家事が得意で特別負担に感じないのであれば、担当を多めにしても問題ないでしょう。大切なのはお互いが尊重し合い協力し合う姿勢を示し続けること。やってもらって当たり前だと考えないことです。

筆者の体験談

筆者の場合、男性・夫側が主夫であるため家事の多くを担っています。元々、ひとり暮らしの経験が長く、家事は女の仕事という価値観も持っていなかったため特別苦でもありません。どの道、自分の生活分の家事は大なり小なりこなさなければならないため、1~2人分の量が増えてもさほど影響は感じてません。

ただ、すべてを担っているわけではなく体調が悪いときや忙しい日は、お嫁さんに任せています。都合が悪いときは巻かせられるという安心感があり、うまく協力し合えています。

子どもについて

子どもを持つことについては、結婚前に確認しておくべき重要なポイントです。子どもを望むか、望まないかで今後の夫婦生活の指針が変わってきます。

子どもを持つ時期の目安や子育てのための貯蓄、妊娠した場合の生活の変化などを事前に話し合い、あらかじめ備えておくと慌てずに済みます。

筆者の体験談

筆者夫婦の場合は、子どもに対する価値観のすり合わせから行いました。筆者自身は子どもを持つことに対して、こだわりはなく、恵まれなかったとしてもそれはそれでかまわないという考えでした。一方、お嫁さんは子どもを持ちないという希望だったので、将来的に子どもを持つ方向性でまとまりました。また、時期についても、妊娠するのは結婚式後がいいとのことで同意しました。

このように子どもを持つか持たないか、どう思っているのかを正直な気持ちを話し合い、お互いの希望にそぐう方向性を模索するのが大切だと感じています。

基本的に筆者はお嫁さんの意見優先ですが、妊娠前に夫婦そろって性病検査を受けることは強く推奨しました。

なぜ妊娠前の性病検査が大事だったか?

お金の話

お金の話し合いも結婚生活における大事な要素。毎月の予算、貯金、投資、ローンなどについて、隠し事なくオープンに話し合い、共通の理解を持つことが必要です。特に毎月の支出や保険の加入状況の見直しは必須です。

当然、結婚生活はお金がすべてではありません。たとえ、貧乏であっても愛があれば幸せという考えの方もいます。しかしながら、お金がなければ生活が制限され心は荒みます。結果的に夫婦関係に亀裂を加えることにも繋がります。

お金がすべてではありませんが、無視していいわけではありません。夫婦生活を支える柱のひとつとして、定期的な話し合いが大切です。

筆者の体験談

筆者夫婦の家庭では、毎月定期的な家計会議を行っています。家計会議といっても、前月の支出の確認や内訳のチェック、収入と貯蓄状況の確認程度。支出と収入のバランスに応じて、来月どのように過ごすか大まかな方向性を決めますが、そこまで厳格にはしていません。

あまり厳しく家計を管理すると、生活も窮屈になるためなるばく気楽に行うようにしています。

結婚が決まったら行う手続き

  1. 婚姻届の提出
    入籍日に必要書類を揃えて市区町村役場に提出します。
  2. 各種身分証明書の変更
    運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、名字が変わる場合はこれらの公的書類を更新する必要があります。運転免許証は警察署、パスポートは住民票がある都道府県のパスポートセンター、マイナンバーカードは住民票がある市区町村の役場で手続きします。
  3. 雇用先への通知
    勤務先に対して結婚したことを報告し、必要に応じて勤務表の姓の変更や緊急連絡先の更新を行います。
  4. 社会保険の手続き
    健康保険証など、社会保障関連の手続きを行い、配偶者を扶養家族に加えることも検討します。会社員・従業員の方は勤め先の人事課などに報告。自営業の方は自分で市役所・区役所で申請します。
  5. 金融機関の通知
    銀行口座の名義変更や、クレジットカードの更新など、金融関連の手続きも忘れてはなりません。
  6. 住民票の変更
    引っ越しに伴い、住民票の移動や変更が必要なケースもあります。

結婚が決まった際には、幾つかの重要な手続きを行う必要があります。上記は、結婚に伴って必要となる主な手続きのリストです。これらの手続きは、時間と労力を要するものが多く、準備が必要です。結婚後の生活をスムーズにスタートさせるために、効率よく進めていきましょう。

結婚が決まったら雑誌を買うカップルも多い

結婚が決まったカップルにとって、情報収集は非常に重要なステップ。そのため、結婚が決まった多くのカップルが「ゼクシィ」などの結婚情報雑誌を手にします。結婚に関する情報が詰まっており、特に結婚準備の初期段階において非常に役立ちます。

  • 式場選びの情報
    全国各地の式場が紹介されており、結婚式のイメージが湧きやすいです。
  • 最新のトレンド
    ブライダルファッションや結婚式の演出、新しいサービスなど、最新トレンドを知ることができます。
  • 実践的なハウツー
    結婚式の準備リスト、当日のタイムスケジュール、費用の計画方法など、具体的なハウツー情報が掲載されています。
  • 特典やフェアの情報
    雑誌限定の割引やブライダルフェアなどの情報もあり、お得に結婚式を挙げるためのヒントが見つかるかもしれません。

最近では、紙の雑誌だけでなく、アプリなどでも登場し、より手軽に結婚に関する情報を得られるようになっています。

結婚が決まったら親がすること

結婚は二人の結びつきだけでなく、二つの家族が結びつくことを意味します。そのため、親の中には子供たちの結婚を支援する方もいます。支援の内容としては以下のようなものがあります。

  1. 結婚式の準備へのサポート
    結婚式場の選定から、当日の流れの確認まで、親は式の準備において助言や手助けをすることが多いです。
  2. 親族への報告
    親族へ結婚の報告を行う際には、親が中心となることもあります。
  3. 費用のサポート
    経済的に結婚式や新生活のための費用を援助することもあります。
  4. 心理的サポート
    結婚に対する不安や悩みに耳を傾け、励ましやアドバイスをすることも親の重要な役割です。

上記はあくまで一例。その他のサポートを献身的に行う方もいれば、子どもの夫婦に対して意図的に距離を保つ配慮をされる方もいます。

息子・娘の結婚に親が出張るのは好ましくない

親としては子どもの結婚にあたり様々なサポートをしたいと思うのはおかしくはありません。ただ、息子もしくは娘の結婚に際して、親があまりに前面に出過ぎることは避けたいものです。子どもたちの独立を尊重し、新しい家庭が築かれる過程に適切な距離を保つことが望ましいでしょう。

  1. 自立を促す
    息子・娘が自らの意志で結婚生活を築いていくことを尊重し、過度な介入は控える。
  2. パートナーとの関係構築
    息子・娘の配偶者との良好な関係を築くために、コミュニケーションを大切にする。
  3. プライバシーの尊重
    新しい家庭のプライバシーを尊重し、結婚に関する決定事項については、二人の意見を最優先に考慮する。

特に気を付けたいのが、息子が結婚したときの母親の行動。いわゆるマザコン家庭だと、嫁・女性側が結婚に対する強い不安と男性への不満を感じてしまうことがあります。息子夫婦の結婚生活に関して、アレコレ口出しすることで結婚が破綻してしまうケースも想定されます。息子が結婚したときは、立派な大人になったと受け止め、距離を保つと共に息子から頼られても自立するよう促しましょう。

マザコンは夫婦にとってマイナス要因となることも

結婚式までにやることリスト

  1. 予算の決定: 結婚式の規模、場所、装飾などに関する大まかな予算を決めます。
  2. ゲストリストの作成: 招待するゲストのリストを作り、人数を確定します。
  3. 式場の選定と予約: 時期によっては式場が埋まることがあるので、早めの予約が必要です。
  4. 日程の決定: 結婚式と披露宴の日程を決定し、関係者に通知します。
  5. 招待状の作成と送付: ゲストへの招待状を作成し、日程が近づいたら送付します。
  6. 衣装の選定: 新郎新婦の衣装選びは、早めに行うことをお勧めします。
  7. メニューの選定: 披露宴で提供する食事のメニューを決定します。
  8. 写真・ビデオ撮影の手配: 記録を残すために、プロのカメラマンやビデオグラファーを手配します。
  9. 装飾・フラワーアレンジメント: 結婚式のテーマに合わせて装飾や花を選びます。

結婚式までにやることは多岐にわたり、計画的に進めていく必要があります。結婚式を成功させるためには準備が大事。できるだけ早めに始めることも大切です。各項目を細かくリストアップし、期限を設定することで、準備をスムーズに進めましょう。

最も重要なことは、二人で協力して計画を立て、互いの希望を尊重しながら進めていくこと。結婚式当日を思い出深いものにすることができます。

入籍のみでもやることは多い

  1. 入籍日の決定: 入籍は単なる手続きではなく、法的に結婚することを意味します。日付は記念日としても重要なので、二人にとって意味のある日を選ぶことが多いです。
  2. 必要書類の準備: 戸籍謄本や住民票、印鑑証明書など、入籍に必要な公的書類を事前に準備しておく必要があります。
  3. 親族や友人への報告: 入籍の報告は、近しい人への配慮として大切です。形式はさまざまで、直接会って伝える、電話やメールで伝えるなどが考えられます。
  4. 氏名の変更に伴う手続き: 姓が変わる場合は、運転免許証やパスポート、銀行口座など、多くの公的書類の変更手続きが必要です。
  5. 社会保障の手続き: 健康保険や年金など、社会保障関連の手続きも更新が必要です。
  6. 住居の変更: 一緒に住むことになる場合、新しい住所への引っ越しやそれに伴う手続きがあります。

たとえ、結婚式を行わず入籍のみで済ます場合でも、多くの手続きなどが必要です。シンプルなようで変化は大きく、生活のあらゆる面で対応が求められます。

すべての手続きは夫婦で協力して行うことが大切です。入籍に伴う手続き自体を新しい生活のスタートとして捉え、二人の絆を深める機会にしましょう。

まとめ

結婚決定後、カップルは入籍日の選定、結婚式の計画、財務計画を含むライフプランの策定が必要です。手続きでは、公的書類の更新、名義変更、保険や税務の調整が求められます。結婚準備情報は雑誌やアプリからも得られ、親は支援を提供しながらも適切な関与を心掛けるべきです。入籍のみにせよ、準備は手厚く進め、まとめて最良のスタートを切りましょう。

今回の記事を参考に、より良い結婚生活を歩み始めてみてください。

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この記事を書いた人

兼業主夫として生活している在宅ワーカー。看護師の嫁と仲良く結婚生活を謳歌中。主夫・結婚に関する考え方や情報を発信しています。

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