兼業主夫とは?仕事と家事を両立させる新しい男の在り方について解説

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  • 親戚から主夫を反対されている
  • 働いていないと周囲から偏見を受けている
  • 妻が主夫という在り方を理解してくれない

「男性は仕事に専念するべき」という考え方は根強く、主夫という在り方を合理的に説明しても納得してもらえないケースが多いです。

そんな悩みを抱いている方にオススメなのが「兼業主夫」という選択肢です。

今回は働きながら家事や育児をこなしていく兼業主夫について解説していきます。

ある意味、専業主夫よりもハードな道なので本気で家族のために頑張りたい方だけお読みください。

主夫たけのこ

ここから兼業主夫のスタートです

目次

兼業主夫とは

兼業主夫とは、その名の通り主夫業と仕事を両立させるライフスタイルです。

家事・育児に自分の仕事まで加わるため専業主夫よりも負担が大きいですが、「お金を稼いでいる」と大義名分が得られる強みもあります。

兼業主夫になるデメリット

兼業主夫は、ある意味「専業主夫」よりもハードです。

通常の家事・育児に加えて仕事もこなさなければならないため、頑張りたくない方には不向きです。

また家事・育児と両立させるために

  • 在宅ワークや時短可能な仕事を選ぶ
  • 妻にも家事を協力してもらう

上記のような工夫が必要となります。

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ハッキリ言って大変です

兼業主夫のメリット

日々の負担が大きい分、兼業主夫にはメリットも大きいです。

ここでは兼業主夫になる3つのメリットを解説します。

①社会的信用

まず1つ目が社会的信用が得られることです。

曲がりなりにも仕事をしてお金を稼いでいることは、対外的に自分がただ家にいるだけの人間ではないという証明となります。

結婚する際、妻側のご両親に対しても、印象面でプラスとなります。

無収入になりますと言うより、家事・育児をしながらでも仕事で収入が得られます!と言った方が印象いいですよね。

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当然、結果も出さなければいけませんが…。

②社会で働ける

いざ家庭に入って家事・育児に専念すると、ツラくなってくるタイミングがあります。

家事や育児は対価として賃金が得られず、実績として社会評価もされません。

中には友人たちが出世したり、キャリアアップしたりする中、自分だけが取り残された気持ちになる方もいらっしゃるようです。

その点、仕事もこなす兼業主夫は家族のために頑張りながらキャリア形成・スキルアップでき、家庭に縛られずに済みます。

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社会にも居場所ができます

③家計貢献する安心感

仕事もしている兼業主夫は家計にも貢献します。

生活が豊かで安定するだけでなく、妻の収入に依存していないという事実は精神面で大きな支えとなります。

  • 心のどこかで「妻だけ働かせている」という罪悪感がある
  • 家庭内における自身の存在意義を見失っている
  • 自分は妻のヒモになっているのではないか?

上記のように主夫という選択に悩みを抱いている方にとって大きなメリットが得られます。

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自信が持てます

兼業主夫に向いている働き方4選

兼業主夫には多くのメリットがありますが、働き方が制限されてしまいます。1日8時間勤務、いわゆるフルタイムの仕事や会社勤めのサラリーマンは不向きです。ここでは兼業主夫に向いている働き方を4つ紹介します。

①在宅ワーク

まず1つ目は在宅ワークです。

在宅ワークとは、自宅にいながら働くスタイルです。

出社の回数、勤務時間、雇用形態などは就職している会社や取引先によって様々ですが、サラリーマンなどよりも柔軟な働き方となります。

自宅で仕事できる在宅ワークは家事・育児と仕事を両立させなければいけない兼業主夫と相性がいいです。

基本的にオンラインで仕事の連絡・納品が完了するものであれば在宅ワークは可能です。

代表的な在宅ワーク
  • 電話対応などお客様サポート
  • データ入力など事務作業
  • プログラマー
  • ウェブデザイナー
  • ウェブライター

元々、勤務していた会社が在宅ワークを導入しているのであれば相談してみるのもオススメです。

②フリーランス

フリーランスとは会社組織に所属せず、自分で仕事を獲得し収入を得ていく働き方です。

収入・仕事量は会社員よりも不安定で、取引先への営業や税金申告なども自分で行わなければならない反面、自由度は高いです。仕事・スケジュールの調整が会社員より容易なため、家族に合わせた働き方が可能となります。

前述した在宅ワークのフリーランスをされている方もいらっしゃいます。

③パート・アルバイト

在宅ワーク・フリーランスで稼げるスキルがない方には、パートやアルバイトという働き方がオススメです。ある程度、職場先に縛られる不自由さはありますが、勤務時間・日数を調整しやすく、仕事内容も選びやすいといったメリットがあります。

ただし、雇用が安定している訳ではなく、給与も最低賃金であることが少なくありません。

④ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトとは、自分のサイトを立ち上げ情報発信をしながら広告収入で利益を得る働き方です。

フリーランスの在宅ワークに近い働き方となり、自分でサイトを立ち上げ広告プロパイダーと提携し、収益化を目指します。収益化までが非常に困難な反面、初期費用・維持コストが安価で、成功すれば不労所得も獲得できるメリットがあります。

スキマ時間で取り組むことができ、ライティングやプログラミング、デザインスキルも身に付きます。

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他の副業と並行しながら作業されることを推奨します

兼業主夫の年収

厚生労働省が公開している「毎月勤労統計調査令和2年分結果確報」において、パートタイム労働者の月間現金給与額は99,378円とされています。

単純計算でパートタイムの年収目安は約120万円前後となります。

兼業主夫も同じく時間・労働条件に制限があるため、この年収に近くなると考えられます。

余談ですが賃金が支払われない家事・育児に対しておもしろい統計調査があります。

内閣府が調査を行った「無償労働の貨幣評価 令和元年6月修正版」において家事活動の一人当たり男女別貨幣評価額の推移(OC 法)は、2016年時点で兼業主婦が約236万円、主夫は約80万円とされています。

男性データが少ない情報ですが、主夫・主婦業を貨幣換算した年収目安は約80~236万円となります。

そう考えると兼業主夫は賃金換算で約200万円~356万円相当の労働に従事することになります。

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なかなか働くことになりそうですね

兼業主夫 まとめ

今回は兼業主夫について解説しました。

兼業主夫は家事・育児などの主夫業を切り盛りしながら社会で仕事もこなす、主夫の中でもスペシャリストともいえる存在です。

当然、苦労や負担は多いですが、対外的に働いて家事もしていると自信をもって発言できます。

なかなか周囲から理解してもらえないと苦悩されている方にとって、兼業主夫になることは状況を打破する第一歩となります。

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この機会に兼業主夫を目指しませんか!

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この記事を書いた人

兼業主夫として生活している在宅ワーカー。看護師の嫁と仲良く結婚生活を謳歌中。主夫・結婚に関する考え方や情報を発信しています。

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