プロポーズは一生に一度の特別な瞬間。成功させるためには様々な準備と計画が必要です。
この記事では、プロポーズを成功させるために大切なポイントや具体的な準備を詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、プロポーズ成功のお役に立ててください。
ブロガー
たけのこ(Takenoko)
プロフィール
(タップで詳細を表示)
家事・育児をしながら在宅ワークに励む兼業主夫。主夫歴は3年以上。結婚してからお嫁さんとケンカしたことがないのがささやかな自慢。家庭・育児系の発信をしています。
- より詳細なプロフィール
プロポーズのやり方
プロポーズは、男女ともに人生において重要なイベントのひとつ。成功させるためには、入念な計画と準備が必須です。はじめに、相手がどんなプロポーズを期待しているのかをしっかり把握しましょう。これには、日頃の会話で結婚に対する考えや期待を探っておくことが有用です。
プロポーズで準備するもの&渡すもの
プロポーズは、事前準備が成否を左右するといっても過言ではありません。準備は、相手の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。プロポーズには様々な要素が組み合わさるため、しっかりと準備をしてその瞬間を迎えましょう。
婚約指輪
最も重要なアイテムである婚約指輪。指輪は、相手に対する愛と尊重を象徴するもの。指輪の選び方ひとつで、相手がどれだけ愛されているかを感じます。婚約指輪の選び方についても、相手の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切。サイズも事前にしっかり把握しておくことも重要です。
また、リングを選ぶ過程で、貴重な時間と愛する想いをかけることが相手にとっても大切なサインとなります。多くの人はデザインや石のカットに注意を払いますが、指輪の素材選びも同じくらい重要です。
花束
花束も、プロポーズの定番。指輪と併せて贈る効果は非常に大きいです。相手が花が好きな場合や、特別な思い出に花が関連している場合は、花束ほど心を深く打つアイテムはないでしょう。花言葉を利用して、深い意味を持たせることも可能です。
指輪と比べれば花束はオプション的な立ち位置ですが、それだけにサプライズ性があり感動を与えられます。
プロポーズのセリフ
プロポーズのセリフもプロポーズの成功を左右しうる要素です。どれだけ素晴らしい場所や状況でも、プロポーズの言葉が不自然だと台無し。ヒドイときには、セリフが原因でフラれてしまうことも。
そのため、事前にセリフをしっかりと考え、できるだけ練習しておくことが推奨されます。プロポーズの言葉は、長すぎると回りくどく低評価となりやすいです。30秒から1分程度で伝えきれるくらいに短くシンプルに、ストレートに想いをまとめましょう。
婚約指輪なし・言葉だけのプロポーズはがっかりされやすい
株式会社一が実施した「婚約指輪とプロポーズ」に関する調査によると、全体の7割以上がプロポーズする際に婚約指輪は必要だと回答しました。
婚約指輪がない、または言葉だけでのプロポーズは、一般的にはがっかりされやすいとされています。物がないからといって心がこもっていないわけではありませんが、一生に一度の大切な瞬間には、形としてのアイテムがある方が印象に残ります。
プロポーズリングという選択肢も広まりつつある
最近では、婚約指輪ではなくプロポーズリングを選ぶカップルも増えています。価格が手頃で、後から婚約指輪としてアップグレードすることもできるため、選択肢としては非常に有用です。
プロポーズリング(もしくは、ダイヤモンドプロポーズ)とは、その名の通りプロポーズ専用の指輪です。プロポーズ成功後、後日ダイヤモンドを婚約指輪へと移行します。ふたりで一緒に婚約指輪のデザインを選べる、スピーディーにプロポーズ用の指輪を用意できるといったメリットがあります。
筆者もプロポーズリングで告白しました
プロポーズの準備期間
プロポーズにはしっかりとした準備期間が必要です。最低でも1ヶ月程度は準備期間を確保しておきましょう。この期間は、指輪の用意、場所のリサーチと予約、プランの立案、そして何より自分自身の気持ちを整理する時間となります。
プロポーズする場所
場所選びはプロポーズ成功の大きな要素です。それぞれの場所には独自の雰囲気やメリット、デメリットがあります。これからいくつかの代表的な場所について説明します。
レストラン
レストランでのプロポーズは、相手に落ち着いた大人の雰囲気を与えます。美味しい料理と独特な雰囲気が、この特別な瞬間をさらに印象的にしてくれます。その後に想いを伝えれば、相手も感動することでしょう。ただし、他のお客さんもいるため、パートナーがプライベートな雰囲気を重要視する場合は注意が必要です。
プライベートな瞬間を演出するには、あらかじめレストラン側に相談して、静かなテーブルを確保してもらうのが望ましいです。また、メニューにプロポーズを組み込むように要望すると、さらにサプライズ要素を高められるかもしれません。
基本的にこうしたプロポーズに協力してくれるレストランというのは、格式が高い場所に限られます。当たり前ではありますが、ファミリー層向けのレストラン・居酒屋などは不向きです。コストがかかったとしても高級なお店を探し相談してみましょう。
景色がいいスポット
景色が美しい場所でのプロポーズは、その場の雰囲気によって感動が増幅されます。海や山、星空など、自然の美しさが二人の気持ちを高めてくれます。プロポーズもさらに感動的なものとなるでしょう。
その一方で、天候に左右されやすい点がデメリットがあります。たとえば、雨が降ったり、風が強かったりするとプランが台無しになる可能性があります。事前に天気予報をチェックし、緊急時の代替案も考えておくことが重要です。
ホテル
ホテルでのプロポーズは、二人だけのプライベート空間を確保できる最良の選択肢のひとつ。高級ホテルによっては、プロポーズを応援する特別プランが用意されています。シャンパンや花束、特別なディナーを楽しんだ後でプロポーズすると、成功率も高まるでしょう。
ホテルはプライバシーが保たれ、多くのケースで高級なサービスが受けられます。特別なプランを予約することで、一夜限りの特別な時間を作れます。
チャペル
神聖な意味合いが強い場所であるチャペルは、その雰囲気だけで感動的なプロポーズが可能。ゴシック・ロマネスクなど、美しい建築と神聖な雰囲気がこの重要な瞬間を盛り上げます。
プロポーズに利用できる場所が限られているのは難点ですが、一生に一度という特別な瞬間にふさわしい場所と言えるでしょう。
プロポーズ場所で最悪なのは家と人混みが多いところ
何度も言うようにプロポーズは、一生に一度の大切なイベント。家ではその価値が下がってしまいます。
人によっては家でのプロポーズは気楽であると感じることでしょう。プロポーズに対する緊張感も軽く済むはず。その一方、特別感は皆無。パートナーにガッカリされてしまう懸念があります。
プロポーズの言葉
あなたと一緒に過ごす時間は私の人生の中で最も価値のある時間です。だからこそ、一生をあなたと過ごしたい
プロポーズの言葉とは、その瞬間、その場所で二人の未来を約束する重要なメッセージです。選ぶ言葉によっては、相手が感動し、喜んでプロポーズを承諾するかもしれません。
しかし、不適切な言葉だと、逆に失敗してしまう可能性も高まります。言葉選びについての各要素を詳細に解説していきます。
大事なのは「愛」をしっかりハッキリ伝えること
多くの方は、愛の言葉なんて使い慣れていないはず。口にするのも恥ずかしいものです。だからこそ、特別な言葉でもあります。プロポーズは人生の最高潮で最大の勝負所。
言葉には力があります。パートナーに対する愛をしっかりと伝えることで、相手もその真剣さを感じ取ります。
将来に対する誓いを言葉で伝える
愛の言葉だけではなく、将来への展望や計画も一緒に伝えると、相手も安心感を感じやすくなります。たとえば、「結婚したら、こんな家庭を築いていきたい」「こんな風にお互いをサポートしていきたい」といった具体的なプランを述べることで、より信頼性が増します。
くさい言葉でも想いが込められていればOK
「くさい」と感じるかもしれないようなロマンチックな言葉も、その場の雰囲気や状況によっては大きな力を発揮します。大切なのは、その言葉に真実の感情が込められているかどうか。真心からの言葉であれば、相手もそれを感じ取ってくれるでしょう。
無理にかっこいいを選ばなくてもOK
プロポーズは真心が一番。無理に格好いい言葉を選ぶよりも、自分の言葉で感情をしっかりと伝えることの方が大切です。独自の表現や、普段からよく使う言葉でもいいので、とにかく正直な思いを込めましょう。相手もその誠実さを感じとってくれるはずです。
ロマンチック&感動も大切
プロポーズのセリフを考えるときは、感動を呼び起こすようなロマンチックな要素も忘れずに。たとえば、共通の思い出の場所でのプロポーズ、最初に出会った日と同じ日付にプロポーズするなど、小さな工夫でも大きな感動を生むことがあります。
映画で学ぶプロポーズの名言集
- 「君がいないと、僕の心は愛の抜け殻になってしまう」/フランス映画「アメリ」2001/11/17(日本初公開日)
- 「1日の最後におしゃべりをしたいのは君だ。寂しいとか大晦日とかは関係ない。残る一生を誰かと過ごしたいと思ったら、早く始める方がいいだろ?」アメリカ映画「恋人たちの予感」1989/12/23(日本初公開日)
映画には、人々を感動させるプロポーズの名言が数多く存在します。それらの言葉はスクリーンの中だけでなく、現実世界でも大いに参考になります。ただし、映画の名言を参考にする際は、その言葉が自分自身の感情や状況に合っているかどうかをよく考慮し、適用してみてください。
プロポーズのシチュエーション
プロポーズするときのシチュエーションも、成功において非常に重要な要素となります。
美しい夕暮れのビーチ、きらびやかな夜景、静かな森、ゆったりとした居心地の良いお部屋など、さまざまなシチュエーションが考えられますが、大切なのは二人の共有する空間を心地よく、そして特別なものにすることです。
プロポーズ前の心構え
プロポーズは人生の一大イベント。そのため、多少の緊張や不安は自然な反応です。しかし、その緊張や不安は実はプロポーズ成功の鍵を握っています。以下では、心構えについて詳しく解説します。
プロポーズで緊張するのは当たり前
プロポーズという一大イベント前に緊張するのは至極当然。その緊張感は、逆に真剣な気持ちとして相手に伝わります。しかし、緊張が過ぎてしまうと自分の言葉に詰まってしまう可能性もありますので、事前にしっかりとリハーサルをしておくことをおすすめします。
プロポーズはバレバレでもかまわない
プロポーズの計画を立てていると、つい相手にバレてしまうかもしれないと不安になることがあります。しかし、実はそのような状況でも全く問題ありません。といった風に断言するのは、流石に言い過ぎですがそれでもかまわないと感じる女性は意外と多いです。
多少のサプライズ要素が失われるかもしれませんが、それ以上に相手があなたの真剣な気持ちを感じることで、プロポーズは成功につながります。大切なのは、その場の雰囲気や言葉、そして想いです。
相手を気遣った対応を決して忘れない
プロポーズは二人の未来に関わる重要な瞬間です。そのため、相手の気持ちや状態に対する配慮が非常に重要になります。たとえば、相手が体調不良の日や、何かストレスがたまっている時などには、プロポーズは避けた方が賢明です。
お店を予約してしまった、この日のために準備し続けたのに中止できない。これらは結局、自分の都合、相手への配慮が足りていません。相手を気遣い必要に応じて、プロポーズを別日に変更することも大事な思いやりです。
相手がどのようなプロポーズを望んでいるのか、事前の会話や態度から推測しておくことも大切。それに合わせたプロポーズを心掛けることが成功への鍵となります。
がっかりされてしまうプロポーズ
プロポーズは、しっかりポイントを押さえておかないと、相手をがっかりさせてしまう可能性があります。以下では、よくあるがっかりされるプロポーズの例について説明します。
まわりくどいプロポーズ
プロポーズは直球が一番。まわりくどい言い回しや、長々とした前置きは相手をイライラさせる可能性が高いです。肝心の「結婚してください」という言葉が出るまでに時間がかかると、相手も緊張や不安でいっぱいになってしまいます。
「好きです!結婚してください!」くらいシンプルにいきましょう!
場所・タイミングがロマンチックではない
環境もプロポーズの成功に影響します。人が多い場所や雑音が多い環境、または相手が忙しそうなタイミングでのプロポーズは、せっかくの瞬間を台無しにしてしまいます。
婚約指輪のサイズが合わない
婚約指輪はプロポーズにおいて非常に重要な要素です。だというのに、サイズが合わないというミスは致命的。相手をがっかりさせてしまう可能性が高いです。事前にしっかりとサイズを測る、または相手が普段から着用している指輪を参考にするなど、細心の注意が必要です。
ラインやメールでプロポーズ
正直な気持ちを述べると、LINEやメールでのプロポーズは論外です。
デジタルな手段でのプロポーズは、非常にリスキー。文字だけでは感情が十分に伝わらないため、相手を不安や疑問でいっぱいにさせてしまう可能性があります。失敗する可能性は高く、相手をがっかりさせてしまうことでしょう。
親が言うから
親や周囲のプレッシャーで、プロポーズをするのはおすすめできません。これが露見すると、相手は「本当に自分を愛しているのか?」と疑念を持ちます。ましてや、それを言ってしまうのは絶対にアウトです。親や家族が期待するタイミングや形式に応じてプロポーズをするとなると、パートナーからするとその後の人生が不安でいっぱいになります。
一番始めに考えるべきは、あなた自身がパートナーとの結婚を真剣に望んでいるかどうかです。たしかに、親や家族の意見はある程度重要かもしれませんが、当事者ではありません。結婚生活を送るのは、あなたとパートナー。親の意見だけで決断するのは、パートナーに対して不誠実です。
体調が悪い日にプロポーズを強行
相手が体調を崩している時やストレスが溜まっている日にプロポーズをするのは、非常に失礼。そのようなタイミングでは、どれだけ素晴らしいプロポーズであっても、相手は心から喜ぶことはできません。予約をしていたとしても。体調が悪い日にプロポーズを強行するという選択は、極力避けるべきでしょう。
よほどの緊急性がない限り、パートナーの体調が戻るまでプロポーズは延期することを強く推奨します。
パートナーの個性に配慮しないプロポーズ
プロポーズするパートナーの性格や価値観などの個性を無視したプロポーズも好ましくありません。たとえば、高所恐怖症なのに高層ビルの展望台で告白する、乗り物酔いがひどいのにヘリやクルーザーをチャーターしてプロポーズするなどはNG。目立つのが苦手なのに、派手なサプライズ演出で人目を集めたプロポーズするのも考えものです。
一口にプロポーズと言っても、理想とする方法やスタイルは人それぞれ。
プロポーズ翌日以降の行動
プロポーズで想いを伝えた後も行うことはたくさんあります。あらかじめ何をするべきかを把握することで、結婚までの道のりがスムーズになります。プロポーズが成功した翌日以降に行うべき行動について詳しく解説します。
入籍・結婚式への準備を進める
プロポーズが成功したら、次に考えるべきは入籍と結婚式の準備。まずは、お互いの親族に結婚の挨拶・親族同士の顔合わせを経て、具体的な入籍日を決めましょう。
また、この時期からどのような結婚式を挙げたいのか、予算はどれくらいかかるのかをしっかりと検討することもオススメ早めに行動計画を立てて、具体的なステップを踏むようにしましょう。
プロポーズリングを婚約指輪に加工する
プロポーズリング(ダイヤモンドプロポーズ)はその後、婚約指輪として使用されます。そのままではなく、デザインの再選択も可能。パートナー好みの指輪にできます。指輪のサイズ調整・デザインの変更などができる点もプロポーズリングを選択するメリットといえます。
プロポーズに用いた花を加工する
プロポーズで用いた花(バラなど)は、当然そのままでは枯れてしまいます。捨てるとしても、パートナーとしては寂しい気持ちになることでしょう。
そこでオススメなのが、加工を施し長期間保存できるようにすること。乾燥させてフレームに入れる、あるいはプリザーブドフラワーとして保存するなど、方法は様々です。
よくある質問
まとめ
プロポーズはカップルにおいて一度きりの、重要な瞬間。緊張や不安を感じるのは当然ですが、そのすべてを勇気に変えて、愛する人に誠実な想いを伝えてみてください。事前の準備と心構えがあなたの成功を大いにサポートするでしょう。あなたが真心を込めて行動すれば、その想いは必ず相手に届きます。
心からあなたのプロポーズが成功することを願っています。頑張ってください!